連発銃『フェンリル』販売モデル - Fenrir -

かつて、ひと月という月日を掛けて完成させた初の作品『銀狼』、、複雑でシビアな機構。手作業によるステンレス加工。量産は夢のまた夢でした。それから1年────水面下で『銀狼』の遺伝子を継ぐ“フルメタル輪ゴム銃”の開発計画が発足。ステンレス製としては初めての量産化。2ヶ月に及んだこの計画は、試作モデルの製作を経て、どうにか成功。セミオートマチック式 12連発 リコイルギミック「ステンレスの魔狼」が今、雄叫びを上げる───

■主要諸元 回転翼式セミオート連発銃 / 輪ゴム装弾数:12発 / 翼形状:歯車型(フック数:6) / 銃全長:240mm / 銃全高:125mm / 銃身長:200mm / 重量:(本体)590g・(台座)150g / 使用素材:ステンレス[SUS304](本体・台座)・MDF板(グリップ部)


■これはゴム銃です 何も知らない人がこの銃を見たらどう感じるだろうか。輪ゴムを掛けなければすぐにはゴム銃だと解らないはず。実銃と外観上大きく異なるのは、メカメカしく露出した回転翼。後端部に位置しておりゴムが掛けやすく銃を撃つ手(利き手)の親指で回せる為、リロードが行いやすい。


■レーザーのなせる業 複雑な形状のステンレスパーツの切り出しはレーザー加工機が行う。当り前なのかもしれないけど、その切り口の美しさたるや・・・。これまで自分で切っていたものと比べると、仕上がり的にも時間効率的にも、その差は歴然。


パーツの仕上げは2種類。同じ“メタリック”でも質感はそれぞれ。

【サンドブラスト仕上げ (右)】表面がむらなく均一で、遠目にはややマットな質感です。光に照らすと細かなキラキラとした輝きが美しい。サンドブラストとは、微細な無数の凹凸を施し、いわゆる「梨地」という半光沢の地肌を作る表面美装技法です。

【ヘアライン仕上げ (左)】主に銃の長手方向に髪の毛のように細かい線が無数に入っていて、よく光を反射します。ステンレスの仕上げとして頻繁に利用される技法で、いかにも“メタリックな質感”を醸し出します。



2009年8月販売 

※現在は販売を終了しております。