競技用キッズモデル『ロビンmk-II』 - ROBIN mk-II -

小学生になりゴム銃競技にも参加するようになった息子。

3歳の時の手に合わせて作ったはじめてのゴム銃ではさすがに窮屈。

というわけで後継機を作りました。

■主要諸元 瞬間解放式単発銃 / 銃身長:235mm / 銃全長:335mm銃全高:120mm / 重量:約475g / 使用素材:アルミ(フレーム)・ MDF板(装甲)・ 真鍮(トリガー・ホールドフック・他)

■MDFを切削! CAMソフトでNCプログラムを作成してしまえば、あとはCNCフライスが勝手にやってくれます。手作りでは躊躇してしまう形状も、思う存分デザインに盛り込めます。ロゴを掘るのだってお手の物。MDFは気持ちいいくらいサクサク削れて扱いやすいです。

■真鍮製機関パーツ  ゴム銃を手作りしていた時はステンレスを頑張って加工し機関パーツを作ったりしていました。しかしCNCフライスでステンレス加工はちょっと厳しい。そこで代わりに快削真鍮を使いました。動作はステンレスに劣らずとても滑らかです。

■3歳→6歳  初代とMk-IIを比較するとサイズアップしているのがよく分かります。わずか3年で使えなくなるほど、子供は成長してしまうもの。でもこのMk-IIも大人が持つとまだ窮屈です。なので何年かしたら今度はMk-IIIを作る日が来る事でしょう、その時まだ息子がゴム銃をやっていればの話ですが。ちなみに今作は息子のリクエストで左面が水色、右面がオレンジというなんとも奇抜なカラーリングに。
■キホンが大事  デザインは独特でも競技用ゴム銃としてはスタンダードな造りです。未熟な息子にいきなりレーザーサイト付を与える気はありません。まずはきちんと射撃の基本をマスターして欲しい。練習を繰り返し努力する事を学んで欲しい。その努力が競技で好成績を生み得られる達成感を味わって欲しい。親として息子にゴム銃を強いる事はしませんが、きっとこの先の人生に役に立つと信じています。